・・・流れ星が消える前に願い事を3回唱えることができれば、その願いが叶う。
そんな言い伝えがあることで有名な流れ星。普段でも一晩中空を見上げていれば2つ〜3つは見ることが出来るのですが、いつどの方向に流れるか、まったく分からない為、流れ星に出会うためには「根気」と「運」が必要です。
しかし、そんな流れ星がたくさん見られる時があるのです。
たくさんの流れ星のことを流星群と言いますが、流星群は1年の中で見える時期が決まっているのです。そのため、流れ星を見るなら流星群の時期がオススメです。
ただし、流星群ならどれでもたくさんの流れ星が見られるか、と言うとそうではありません。
たくさんの流れ星が見られるものと、少ない数の流れ星しか見られないものがあります。ちなみに、たくさん流れるものは、1時間に100こ程度見られますが、少ないものだと、1時間に2〜3個程度です。
どうせなら、たくさんの流れ星が見たい!と思ったら、これから冬の時期に空を見上げてみましょう。
12月中旬と、1月上旬がオススメです。
12月中旬は、「ふたご座流星群」が見られます。
1時間に50個〜80個程度の流れ星が見られると言われています。おすすめの時間帯は、12月13日の夜〜14日の明け方にかけてと、14日の夜〜15日の明け方にかけてです。
そして、2018年1月上旬は、「しぶんぎ座流星群」が見られます。
来年は、1時間に20個程度の流れ星が見られると言われています。おすすめの時間帯は、1月4日の明け方です。
この「ふたご座流星群」と「しぶんぎ座流星群」は、1年を通してみられる流星群の中でも特にたくさんの流れ星が見られる流星群として有名で、この他に、お盆の時期に見られる「ペルセウス座流星群」を加えて、三大流星群と呼ばれています。
三大流星群のうち、2つが冬の時期に見られるのです!ぜひ、これからの時期は流れ星を楽しみに空を見上げてみましょう!
ただし、流れ星を見る時に注意してもらいたいこともあります。
・できるだけ空を遮るものがない場所で見ること。
・周りに灯りがない場所で見ること。
・車の往来など危険な場所は避けること。(駐車場などでの観察は絶対にダメです)
・月が目に入らないように月とは反対方向の空を見ること。(今回は、ふたご座流星群もしぶんぎ座流星群も明け方には月があります。)
・防寒対策をしっかりとして風邪をひかないようにすること。
これらに注意して、楽しい流れ星観察にしてくださいね。もしかすると、願いが叶う・・・かも?!しれませんよ。